文字に隠されたもう一つの秘話。『伝(傳)』は今はなき祖父の名,『寿(壽)』は父の名です。
日本伝統文化である書道。
その伝統,本物の良さを踏襲しながらも,どなたにでもお気軽に書くことができたり,鑑賞したり~と思いのまま楽しんでいただけるよう,時にはアート感覚なども取り入れながら皆様にお伝えしていきたい,という思いを持っています。
■伝(傳)・・・つたえる,のちにつたえる,おくる,ひろめる
もとの字は傳。
人と専とを組み合わせた形。
専は嚢(ふくろ)の中に入れた物。
それを人が背負う形が傳であり,背負って運ぶ,他に運び伝えるという意。
2007/1/4 NHK名古屋放送局「さらさらサラダ』出演にて

木の枝などを使用してかいた『壽』も,同番組内で紹介されました。
■寿(壽)・・・いのち,ことほぐ,いのちながし,ひさしい
人の長寿をいのること。
もともとは,田のうねの間に,さい(器)を置き,豊作を祷るという意がある。
■実は,祖父は私が生まれる前に亡くなってしまい,写真でしか見たことがない存在。
書家ではなかったのですが,非常に書に長けていた人だったと父から聞かされていました。
父も書家ではありませんが,自己流ながらも絵が上手で,良く絵を描いてくれました。
私は幼い頃から,父に書道を与えてもらい,少々のことでは書道教室を休ませてはもらえないほど,父の方が熱心でしたね。
今となっては父のその熱意に感謝するばかりです。
以降現在まで33年間の修行を継続。
『継続は力なり』を身をもって,この一瞬も経験しているというわけです。
゜。。゜ ☆゜。
2007年のスタートに合わせ,NHK様にて書かせていただいた『伝』と『寿』。
私とは切っても切れない深い縁があるこの2文字。
初めてお話をいただきましたときにはこの偶然性にドキッ,内から沸き起こる何か・・を感じました。
番組内で2文字一緒に紹介させていただけたというその奇蹟に,今も,そしてこれからもずっと~感謝です。
■女流書家 山内美鳳公式サイト





















