月2の意味。私の思い。
この塾を立ち上げた当初、有効期限はありませんでした。
厳しすぎると言われるこの期限ですが、なぜ設けなければならなかったのか、その経緯をお話したいと思います。
私は今からちょうど5年前、2週間後に控えた発表のため、かけこみでカルチャーセンターの話し方教室に入りました。
授業は月2回だったので、本番まで結局1回しか授業を受けることができませんでした。
勉強を続けていくうち、あらかじめ授業日程が決まっていて、入会時期も限定されるカルチャーでは、私のような切羽詰った人を救えないと感じていました。
当時はこのようなチケット制の教室はなかったのです。
そして、無期限チケット制のスピ塾を立ち上げました。
かけこみの方のために、カルチャーにはない体験レッスンや個人レッスンを設け、遠くて通えない方のために1dayセミナーも行いました。
とにかく、元生徒の経験から、忙しくても曜日が固定されず通えるシステムにしたかったのです。
本番前の方が満足できるまで好きなだけレッスンを受けることができたり、細かく原稿を添削できたり、不定休の方でも都合に合わせて通えるということで、大変喜ばれました。
ただ、運営していくにつれ、私自身思うところがあり、今からちょうど1年前、期限を設けることを決めました。
以下がそのときに皆さんに回覧した文書の抜粋です。
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・・・当塾では一般的な教室のような曜日固定の月謝制ではなく、共通チケット制を採用し、通いやすい教室づくりを目指してまいりました。
しかし、いつ行ってもいい、行きたくなくなったら2~3日前にキャンセルすればいい、しかもチケット制なので無駄にならないというのはどうしても自分に甘くなりがちで、克服過程の人が月に1回も受講しなかったり、気分が乗るときだけ受講するということでは、結果的にアガリを克服するスピードが遅くなる、それどころか克服もままならない、という状況になっていることを感じていました。
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曜日や時間が合わないから話し方教室に通いたくても通えないという人のために採用した制度が、結果的にアガリ症の根本である「逃げグセ」を助長しているという現実に、私自身、苦渋の思いでいっぱいです。
このことを踏まえ、これまでは有効期限のなかった受講チケットについて、下記のとおり期限を設けることといたしました。
真面目に通っていただいている方に対しては大変申し訳なく、心苦しい思いでいっぱいですが、受講生の皆様にはどうぞご理解いただくとともに、今後とも当塾の円滑な運営にご協力いただきますようお願い申し上げます。
アガリストのために考えたシステムが、結果的に逃避グセを助長し、返ってアガリを克服する妨げになっているとのではないか、いう矛盾にぶつかったのです。
私には、勇気を持ってスピ塾の門を叩いてくださった方を克服させる責任があります。
入会さえしてくれたら、あとは適当に、などといういい加減なことはしたくないのです。
私なりに何ヶ月か悩んだ結果でした。
※以上の理由により、月2で授業のあるカルチャーにも在籍している生徒さんについては、無期限にしています。

