大人のコメ検 模範解答 ~打ち上げ編~
Q1
乾杯した後、ichiさんが「あ〜、この一杯のために生きてるんだよな〜」。どんなリアクションを?
A1
こんなときのために、「くぅ〜、五臓六腑にしみわたりますね〜」という定番フレーズがあります。
ベタベタですが、「お約束にはお約束を」がぴたっと決まったときの爽快感は筆舌に尽くしがたいもの。
若者にはこの「くぅ〜」のところが難しいでしょうが、いつでも言えるよう1日10回練習しておきましょう。
「ゴゾーロップ」をかんでしまったらすべてが台無しです。
「まったく、生き返りますね〜」も無難ですが、ちょっと物足りない気がします。
「ビールが生き甲斐なんて寂しいですね」は心の中だけにしましょう。
Q2
大先輩のキヨ兄にビールを注ごうとしたら、残りが少なくコップ一杯にならない。
こんなときは何と言いながら注ぐのが適切か?
A2
一見ピンチに見えますが、ピンチのときこそチャンスと捉え、この場にふさわしいフレーズを探します。
「ハンパな量ですみません」でも間違いではありませんが、ひねりがありません。
「残り物には福があるって言いますから」もちょっと違います。
ここは、「さぁ、一番おいしいところです。どうぞ!」の一言を添えて。
ハンパや残り物といったマイナスワードを使わない優れた大人的フレーズです。
Q3
打ち上げは戦場と聞いていたので、小道具を仕込んでいったものの反応がイマイチ。
だもんTに着替えても、グラサンをかけても、スベりまくり。どう切り抜ける?
A3
想像するだけで背筋がゾクッとする場面です。
しかし、わざわざ小道具を用意してきたからには、安易な退却は許されません。
「すいません、スベりました」とあっさりと脱ぎ捨ててしまっては、単に周囲を惑わせただけでなく、Tシャツやガムテにも失礼です。
ノーリアならノーリアでそのままの姿でい続ける。
寒い空気を承知で騒ぎまくる。
どちらもツライでしょうが、それが大人の初志貫徹力であり、小道具という卑怯な手段に走った者に許される落とし前のつけ方です。
Q4
自称グルメのO親分が「やっぱりこの時期のアユは最高だね。アユってのはね・・・」とウンチクを語り始めたが、実はそれはヤマメだった。さてどうしたものか?
A4
グルメを自称するようなタイプに、ストレートな指摘は危険すぎます。
大勢の前で恥をかかされた恨みは一生消えないでしょう。
ここは黙ってアユの話をさせてあげるのが大人の危機回避力。
相手が途中で気づいたら、「僕もアユだとばっかり…」とうろたえれば問題ありません。
Q5
タンク兄さんが脱ぎながら「昔は悪かったんだぜ」と武勇伝を話し始めた。どんな反応をしてあげる?
A5
いえ、これはあくまでフィクションですので、タンク兄がそうだとは言いませんが、自分から「俺の悪さ話」をしてくる人は、話も人間も大したことなかったりするものです。
しかし、せっかく気持ちよく話しているのですから、感心して聞いてあげましょう。
きっとスピ塾でしか言えないのですから。
それが人助けってもんです。
Q6
「いよいよM点灯しましたねー、いやぁ強い!」と話しかけたら、「何が?」と返された。どう展開する?
A6
本当に知らないのか、知っててスルーしているのかわかりませんが、わかってるのは、誰にでもわかりそうなネタをチョイスしてわざわざ話しかけたのに、それに感謝もせずこういう冷たい返答をするタイプとは、どう頑張っても温度差は縮まらないってことだけ。
話をフった方としては「うわっ、見てないの?信じられないなぁ」と言いたいところでしょうが、「ドラゴンズですよ」と教えてあげたところで、「野球見ないんで」と軽くあしらわれるのがオチ。
野球ネタなら誰でも食いつくと思った自分を反省し、「○○さんは野球なんて見ないですよね、すいません」と、野球を見ない人の方が高尚というような雰囲気にしてあげるか、「いえ何でもないです。ところで…」と何事もなかったように振舞うのかは自由です。
Q7
よっすぃ〜が「うちの子は成績が悪くって〜」と愚痴をこぼし始めた。どんな相槌を?
A7
カンチは私もたじろぐほど大人で賢い子ですし、よっすぃ〜は宴会で大笑いすることはあっても愚痴をこぼすことはまずないので、ここは一般論として。
本当に愚痴っているのか、単に子供の話をしたかったのかを見分けるのが難しいところ。
そういう意味で、「成績だけが人生じゃないよ」「子供は元気が一番だよ」となぐさめるのは、ちょっと不用心。
別に元気をウリにしてるのではなく、謙遜をしてみたものの実はまあまあの成績で、本当はもっと突っ込んで聞いてほしかった人にとっては、期待はずれのリアクションとなってしまいます。
子供の愚痴は大半が謙遜と受け止め、「○○さんの子だから賢いんでしょね〜」と、親子同時に褒めてしまいましょう。
どんな子だって我が子が一番可愛いのは間違いないでしょうから。
Q8
「もう35だよー」という某講師。口では笑っているが目は笑っていない。フォローコメントは?
A8
ズバリ、人によります。
「まだまだ若いじゃないですかー」と言われて、まんま受け止めて喜ぶ人もいますし(某講師)、反対に嫌味と取る人も。
どんな人にも共通するNGワードは「そうですね、もう終わりですね」や「そういえば肌のたるみが」の類い。
まあ、こんなことを口走る怖いもの知らずはいないと思いますが、「大人の女にはコムスメにはない魅力がある」というようなことを熱く語ってあげれば確実に喜ばれます。(想像)
Q9
会計をする際、幹事ハルが割引クーポンを持っていたことに気づいたらしい。
「最初にお出しください」と書いてあるが、この際の適切な対処法は?
A9
本人は幹事として凡ミスをしてしまったという気恥ずかしさと、店側にセコイと思われたくないという気持ちで、言い出しにくい場面だと推測できます。
この状況で大事なのは、わざわざ持ってきてくれた幹事さんの顔を立てるということ。
「一応出してみようか」と優しく声をかけ、可能性を追求しましょう。
「あーあ、残念」とすぐあきらめたり、「なんで先に出さなかったんだよ」と責める行為は、大人の風上にもおけません。
Q10
打ち上げのあと、酔ったやぎアシが道にへたり込んでしまった。終電まであと5分。
「いいから行って」と言われたが、どうする?
A10
家に帰るまでが宴会です。
言われるまま見捨てていったら、タクシー代以上のものを失うのは確実。
終電を逃したことでどういう展開になるかは知りませんが、好運・悲運いずれにせよ、この程度のアクシデントを受け入れる覚悟なくして深酒をする資格はありません。


