2007/02/02
冬海
海水を汲みに静岡の海へ。
どこにいい海水が汲める場所があるかもわからないまま出発。
とりあえず精進湖・本栖湖を通り、富士の麓「朝霧高原」を抜ける。
何度見ても朝霧から見る富士山は雄大だ。
是非世界遺産になって欲しい。
ともあれ富士市に到着。
そこは工業地帯。
とてもとても汲めそうな海水はない。
北に行くか?南に行くか?
あてもなく、とりあえず北に。
その先には袖ヶ浦がある。
そう、百人一首に出てくる「袖ヶ浦ゆ」の袖ヶ浦。
なんとか素晴らしい砂浜に行き着いた。
海水を飲んでみる。
うまい。
海水浴のときに飲んでしまったあの嫌な感じは全くない。
すごく美味しい。
いい感じだ。
ここに決定。
やっぱり海はなんかいい。
何歳になってもワクワクするもんだ。
農業はじめてまさかこんなことで海にやってくることになろうとは
想像もしなかった。
というわけで早速海水を汲むことに。
しかし、問題が。
しかし、問題が。
波が打ち寄せるところまで200mはある。
それも20リットルの海水を手に抱え運んでくる。
その道が坂道になっている。
まるで競馬馬の販路調教そのもの。
1度、2度、3度・・・
往復するたびに次第に足が前に進まない。
思ったよりも大変かも???
「これでうまい野菜ができる」
その想いが足を前に進ませる。
なかなか面白い仕事だった。
たまにはこういうのもいい。
すごくいい。
農業は自然の中での生かされてはじめて成り立つ。
いかに
自然のチカラ
宇宙のチカラ
のなかで、それらに従いやって行くのか。
海水を汲む
アホみたいなことかもしれないが、自分の体でやってみる。
実際にやってみることで色々なことを感じる。
この「感じる」という感覚が農業では一番大事なような気がする。
冬の海でまたひとつ大切なことを教わった。
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