メディアジャパン学園ブログ

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2007/10/23

歌に生き愛に生き~ピアフの歌声~

先月末から、日本でも公開され話題になっているエディット・ピアフ。

彼女の名前を知らない世代の人にも、その凄まじい生き方と愛に満ちた歌声を聴いていただくことは、私にとってとても嬉しいことです。

波乱万丈の人生、歌に生き、愛に生きた人生。

彼女の歌は私にどんな時でもメッセージを送ってくれます。

「愛しなさい。歌いなさい・・・と。」

私は、ピアフの歌に出会うことがなかったら、きっと歌っていなかったと思います。

今まで私を歌の道に進むことを決意させてくれた歌手が何人かいますが、ピアフに出会わなければシャンソンに出会わなかった、宿命のような歌手です。 それから何年もたっていても、私のこころの軌道修正をしてくれるのも彼女の歌声。

はじめてピアフの歌を聴いたとき。

それは、まだ私が13の時でした。 

13でシャンソンにしびれたというのもおかしい子供ですが、その時私の全身に鳥肌がたったのです。

あれは13のクリスマス・イブの日。私は翌日、喉の腫瘍の手術を控えていて、なにをする元気もなく勇気もなく、呆然としていた夜でした。

その時、もう私は歌手になる夢を持っていて、子供ながらにいろいろな場所で歌謡曲を歌う。

前座歌手をしていた頃ですから、もしかしたら声帯のすぐ脇にできた腫瘍を摘出する手術で、声を失うかもしれないという、絶望的な気分でした。

誰が来ても口をきかない私に、その夜、私の母が何を思ったのかピアフのCDと自叙伝をクリスマスプレゼントにくれたのです。

シャンソンなんてきいたこともないのですから、何のことだかさっぱりわからない。

そのクリスマスイブの夜、自叙伝を読み、生きる勇気、歌う勇気、愛の深さをその本から学びました。

そして、ヘッドホンで聴いた「愛の讃歌」。初めて聴くピアフの歌声に、ボロボロと体中から涙が溢れてきました。

その時の感動と冷たくひんやりとした薬の匂いのする寂しいベッドは今も忘れることができません。

世界中の中の悲劇のようなつもりでいた孤独でちっぽけな子供は、この時はっきりとピアフのように生きてみたいと強く思ったのです。

そのときの思いは今も変わりません。

思いきり歌を歌っていきたい。 沢山の愛を歌いたい。

あの時助けてもらった私の声は、ピアフの愛だと信じています。

 

 

2007-10-27 (土) NEW!!
ライブ in ブルーパシフィック ラジオ出演
佐々木秀実・ナイト  【Piano】黒木千波留 他

■日時 10月27日(土) 1st 19:30~20:15
                2nd   20:45~21:30
                3rd   21:45~22:30

■会場 ホテルパシフィック東京 スカイラウンジ 「ブルーパシフィック」
       〒108-8586 東京都港区高輪3-13-3 (品川駅高輪口正面)

■Show Charge ¥2,100

■ご予約・お問い合わせ ブルーパシフィック TEL 03-3445-0875

4 コメント
コメント一覧
  • 1

    エディット・ピアフと言えば、名曲♪「愛の讃歌」ぐらいしか印象に
    なかったですが、彼女は47才の若さで亡くなったんですね。
    没後44~45年経っても、音楽を通して世界中の多くの人達の心の中で
    生き続けている伝説的な歌手だったんですね。
    日本で言えば、美空ひばりのような存在で波乱万丈の人生を生き抜いた
    歌姫ですね。
    先週、映画も観てきました。
    映画は全体的な構成・演出のレベルは評価の分かれるところでしょうが、
    私はとっても良かったと思います。
    シャンソンの台詞は心で聴くものである・・と改めて感じた150分でした。
    秀実さんも沢山の愛を思い切り歌ってくださいね。

    by: セバスチャン, on 2007/10/23
  • 2

    秀実さんのシャンソンに対する熱い想いを聞かせていただきありがとうございました。本当に13才のクリスマス・イブにエディット・ピアフの歌声に出会えてよかったですね。お母さんの最高のプレゼントに感謝!ですね。そのおかげで、私たちは秀実さんの素晴らしい歌に感動を与えてもらえるのですから。
    でも、まだ13才の子供、しかも歌手になる夢を持っている子供には喉の手術、声を失うかもしれない恐怖感、絶望的な気分、辛かったでしょうね。それを乗り越えて、さらにピアフの自叙伝から生きる勇気、歌う勇気、愛の深さ…、それらが私たちに歌を通して伝わってくるのですね。「愛の讃歌」、今度聴くときにはもしかすると涙が出ちゃうかも?笑わないでね。
    これからも、たくさん感動させてください。たくさんの愛を歌ってください。応援しています。

    by: バット, on 2007/10/23
  • 3

    こんにちは。
    先日のパルコのコンサートで、秀実さんを知りました。
    秀実さんの歌に対する情熱、愛の深さ、私は特別ななにかを感じました。
    ただ客席を感動させるだけの歌手ではない、特別なオーラを。
    こんなことをいうのもおこがましいのですが、私は芸術鑑賞が何よりの趣味で、いろいろなものをみています。
    しかしながら、あれだけ人に思いを伝えることのできる歌手はそういません。
    秀実さんの歌には愛があります。
    人を虜にする才能ももちろん、不思議な力が備わっています。
    それはきっと、秀実さんの宿命なのですね。きっと。
    全てのことを歌に昇華できる力と、愛の素晴らしさを知っているからだと思うのです。
    私たちにいつまでも愛の歌を歌い続けてください。
    これからも楽しみにしています。
    秀実さんの歌に出会えたことに感謝です。

    by: みえ, on 2007/10/25
  • 4

    佐々木さんのCDを偶然、レコード店で購入してからというもの、毎日聞いています。
    景色が歌える歌手、本物ですね!
    天性の歌声に出会いました。ほんとうにありがとう!
    次のCDも楽しみです。

    by: ミッキー, on 2007/10/25
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