メディアジャパン学園ブログ

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2009/12/23

サンタクロースのくる家☆こない家

 

 

 知人のひとりのお宅にはサンタクロースはやって来ないと聞いています。それは宗教的な理由からだそうで、勿論子どもたちには、両親からの、心のこもったプレゼントがあります。

 

 そういえば、ターシャの描くこの絵本にも、サンタクロースは姿を現しません。

 

 

コ-ギビルのいちばん楽しい日
タ-シャ・テュ-ダ- 食野雅子
メディアファクトリ- 税込¥1,680

 

 

 ターシャの子ども時代の経験が、コーギビル村のクリスマスとして描かれた楽しい絵本で、一ヶ月にわたる準備と、待ちに待ったクリスマス当日が描かれています。もう1冊、ターシャの幼年期が投影されていると思われる「アドベントカレンダー」も同様で、サンタさんの登場はありません。

 

 クレメント・ムーアの詩「クリスマスのまえのばん」には、ターシャも絵を描いていますが、この作品はまさにサンタクロースの存在を具体化していて、「だんろのくちから いせいよく サンタクロースがとびだした」りする訳ですから、ターシャがサンタクロースの存在に批判的だったとは考えられません。ターシャ自身が子ども時代に祝ったクリスマスには、サンタクロースが登場しなかったのだろうな・・・と思っています。

 

 

クリスマスのまえのばん

クレメント・ムア/タ-シャ・テュ-ダ-/中村妙子

偕成社/税込1470.

 

 

 明日の夜、サンタクロースがやって来ない家の子たちも、それがその家庭の文化や宗教や教育的判断であるのなら、ターシャと同じように幸せな幼児期の体験を持つ人になれるのでしょう。

 

 この時期ご来店のお客様で圧倒的に多いのは、やはり、「サンタクロース」の存在に命を吹き込んで、子どもたちに夢の実現を演出したいという「クリスマスのまえのばん」派の方々ですが、サンタクロースがくる家の子にも、こない家の子にも、それぞれのご家庭らしい幸せなクリスマスでありますように。

 

 

 

 

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