そうべえ並み!
定休日は人一倍働く日・・・と以前にも書きましたが、貴重な定休日をフルに活用したいと思っても、これがなかなか思うようになりません。今日も、朝は洗濯機でメガネまで洗ってしまいました。お届けの伝票を印刷するのに、注文したインクが届かず、文房具屋さんに走りました、いざ出発というところで、「お休みとは思ったんですが・・・。」というお客様のご来店。走り出してからも、訪問先へ電話で時間の調整をしながら、予定変更の繰り返しでした。
そんなこんなでしたが、今日の予定は危うくもすべてセーフで、ああよかった。綱渡りの一日だったなあ。わたしって、そうべえみたい。と、こういう現実的な場面に絵本の主人公が出没するのは、絵本屋の思考ならでは。(^^)^^)^^)
けれど、洗濯機から救出したメガネのゆがみを手でぎゅっと直したら、掛け心地が前よりよくなったなんて、地獄から生還したそうべえに負けない位運が強いと思いませんか?今日一日の外回りも、絶妙なタイミングで各訪問先にたどり着いており、自ら「とざいとーざい」と掛け声を掛けたくなる位でした。

うっかり綱を踏み外して、死んで地獄に落とされたけれど、持て余した鬼が地獄から放り出したというそうべえ他2名。誰もが知っている、古典落語を底本にした人気の絵本です。その続編三冊は田島幸彦さんのオリジナルで、そうべえは、天国に行ったり地にもぐったりと、これまた奇想天外にお話が展開します。その中で群を抜いて子どもたちに「じごくのそうべえ」が人気なのは、語られて言葉も筋も鍛えられて来た古典落語の力の成せる業と納得できます。
そんな訳で、どうせうだつが上がらぬのなら、そうべえみたいに粘っこく楽しく生きて生きたいと思う子どもの本屋店主です。今年の冬は、そうべえかるたもご贔屓に!

そうべえかるた
上製版¥1,470.
