2009/03/04
ぶっとび!ペンギン ジョセフ 第三十七羽(最終回)〜聖し夜〜
呼吸こそしているが、今は病院の赤ちゃん用の保育器の中にいる。
俺はあれから引っ張りだこの日々を送りながら、ジョセフの様子を見に毎日病院に通っている。
くたくたの身体を椅子に預けてジョセフを見ていると、なんだか不思議な気持ちになる。
ついこの間まで、俺の先生のように賢くて、ぶっ飛びに面白くて、頼りになるジョセフが、今はまるで俺の子供のように感じる。
「守ってやりたい。」
全身真っ白な産毛に包まれたジョセフは箱の中で小さな寝息を立てている。
その様子は痛々しい感じではなくて、周囲に安らぎを与えてくれる赤ちゃんの寝顔のそれと同じだ。
あ 続きを読む…
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