こうちょうPOST ② 十分の三 大作戦!
こうちょうPOSTの話しを、もう一つ。
”かわいい子ばかりが得をしています。私は損をしています。世の中不公平です。先生たちは不平等です”
こういう手紙がはいりました。
こうちょうPOSTにはいる手紙は、すべて実名入りです。
私は、その生徒のいるクラスに行きました。
どうも内容から推測するところ、大勢の生徒の声を代弁しているように思えたからです。
結論はすべて現地現物主義徹して出しているからです。
感覚で処理をしてはいけません。
徹底して現地現物主義で行かなければなりません。
これは、日本の学校の教師に欠けていることです。常盤木は違いますが・・・。
「さて、ある生徒からこういう内容の手紙をもらいました。皆さんそう思いますか?」
「思います。不平等です。不公平です」わーっと声が上がりました。
「不平等は当然です。みんな違うのだから、みんな不平等です。」
「?????」
「人格が、個性が違う以上、みんな不平等なんです。皆さんが言っている事を解決します。
みんな不平等ですが、損ばかりではありません。当然得もします。
得をする人は、十分の三に入っている人です」
「?????」
「では、今からの質問に答えてください。頭がいいと思うクラスメイトを三人あげてください。
かわいいと思うクラスメイトを三人あげてください。足が速いクラスメイトを、思いやりのあるクラスメイトを、字のきれいな・・・」
39人のクラスでしたが、質問は15でとまりました。
そこまでで全員はいってしまったからです。
「それぞれの項目で名前の上がった人は、それぞれの項目において得をしていませんか?」
「得をしています」
「やはりそうですか。なんだ、みんな得をしているではないですか。
不平等は損を生み出しますが、得も生み出しますね。人が十人いたら、ある分野の上位三人は残りの七人から憧れを持たれます。心理学の実験で明らかになったことです。
分野は世の中にいっぱいあります。上位三人を目指して、頑張りたい分野で頑張りましょう」
「!!!!!」
常盤木学園の校是は”自由と芸術”です。
自分の自由を満喫するためには、他人に迷惑をかけてはいけません。
自分の行動に責任を持たなければなりません。
他人を認めなければなりません。
こうしていけば、自立は簡単なことです。
認められる人、上位三人。
これが 十分の三 大作戦です。頑張りたい分野でそれぞれ頑張ればいいことです。


