上海ガニ
広州から飛行機で2時間、上海へ。
オシゴト出張とは言え、
今回は上海ガニのシーズンど真ん中!なので
文字通り美味しい出張でありました。
私たちはよく日本で上海ガニといいますが、
中国では「大閘蟹(ダァザァシエ)」。
上海近郊の湖でとれる本場のホンモノ、
湖のまわりには「大閘蟹」というのぼりを掲げた
専門店がズラリと立ち並んでいました。
しかし、地元の人によれば、専門店でも
ホンモノは50%くらいしか手に入らないとか。
「でもね、贈り物するときはこのへんで
ニセモノ買っちゃうのよ、ウフフ。」
と、地元の奥様。
湖の中では、オスとメスを仕切りで分けているのだそうです。
それは、美味しさを保つため。
「交配する前の蟹は、ガラスのテーブルの上に置いても
しっかり立ち上がれるんだ。
そういうのは身が引き締まっていて美味しいの。
でも、交配後の蟹は、肉も柔らかくなっちゃって、
ぐったりうつ伏せ(?)になっちゃうんだよね。」
蟹世界も色々と苦労があるんだな、と、思わず
蟹の肩をポンとたたきたくなるような話を聞きながら
目の前に山と積まれた蒸したてホカホカの蟹に手を伸ばす・・・
お腹をかぱっと開いて
中に詰まった鮮やかな黄色、濃厚な味の卵を頂き、
半分に割ってまわりの身を食べて、
さらに足につまった身を食べる。
さすがホンモノ、足までしっかり身がある。
写真を撮ることも忘れ、
手と口を蟹の卵でまっ黄色にしながら頂きました。
この先数年は上海ガニ無しで十分幸せに生きていけます、
くらいに。
ところで、下の写真は、広州で食べた
ホンモノと看板に書いてあった「大閘蟹」。

上海で出合った彼らより、ずいぶん控えめでした。
心なしか、伏し目がち。
キミたちは・・・ニセモノだったんだよね、やっぱり。
