髪を切る、中国で。
中国語でヘアカットは剪髪(ジェンファ)。
シャンプーは洗髪(シィファ)。
2005年の夏の終わりに中国へ来た私。
以来、ずっと中国で剪髪(ジェンファ)しています。
ショートカットの私、1、2ヶ月に一度のペースで。
しかし、最近はちょっと伸ばしてみようかな・・・という気になっていたのです。
というのも、もっさりと伸びた前髪が、ある朝、偶然にも
あれ?なんかこれ、映画「ゴースト」の時のデミ・ムーア風?って、古いわ!
となったので、以来、いい気になってその髪型を続けていて、
この調子で伸ばせるかも?と思っていたのです。
ところが、町でガラスに映った自分をみてガッカリ。
前髪が海苔のように張り付いて、うっとおしいわ!
んもうダメ!限界、切りたい!
ということで、髪を切ってきました。
* * *
美容室にて。
一般の美容師にするか老師(ラオス:先生)にするかで値段が違うと言うので、
「じゃ、老師(ラオス)を。」ということでお願いしました。
鏡の前に座って待っていたら、やって来ました、若い男性の老師(ラオス)。
ベビーフェイスなのにとんでもないダミ声の老師。
彼の前髪は当然、中国で大流行のナナメカットです。
老師(ダミ声で)曰く、
「襟足のラインが平らすぎる。女性のショートの場合、ラインが大事。」
ということで、襟足は左右の端を長く残し、中央が相当短いスタイルに。
ん?これは・・・燕尾服?ツバメ?
そして、前髪。
老師曰く・・・じゃなくて、老師、何のことわりもなく、
中国ヤングに大流行のナナメ切り。当然でしょ、という感じで。
ちなみに、昨年の中国での生活・仕事をめぐる様々な反省点をもとに、
<郷に入っては郷に従え>を2007年のテーマと決めた私。
まずは前髪から無言で郷に入ってゆく。
「前髪どう?」と老師に聞かれたので、
「うーん、もう少し短めにして下さい」とオーダー。
「そうだねー、もうちょっとスッキリしたほうがいいよねー。」チョキチョキチョキ。
出来上がった前髪は、全体的に短くなったのではなくて、
短いところをさらに短く、長いところはそのまま、ということで
さらに急なナナメの角度となったのでした。
ヘルメットのナナメかぶり?

オネーチャンっ!そんなナナメで外を出歩いてるのっ!?と、
日本の母妹の声が聞こえてきそうですが、
中国で歩いている分には、風景に溶け込めると確信しております。
というか、一応ムースつけてなんとかしてるので・・・。
ナスのヘタ風。

実際には、とても丁寧に切ってくれて、
さすが老師!な技術だったのでした。
* * *
中国の床屋さんは面白いです。
カットはしなくても、洗髪(シィファ)だけのために床屋さんへ
行くのも、中国での習慣。
しかも、洗髪そのものがメインなので、かなり長い時間をかけて
洗いながら頭のマッサージをしてくれます。気持ちいいです!
多くの床屋さんでは、鏡の前のイスに座ったまま洗髪。
美容師さんが上手にアタマの上から泡を落とすことなく洗ってくれます。
その間は雑誌を読んだり、テレビを見たり。
流すときだけシャワー台へ。
ベッドに寝た状態で洗髪をするところもありました。
寝たままシャンプー、そのままその泡で首や背中をマッサージ。
シャンプーで背中マッサージは、1回目はかなり引きましたが、
慣れてみればけっこういいかも、と。
* * *
ちなみに、中国の<床屋さん>には別の意味もあるのですが、
それはまたいつか。
