メディアジャパン学園ブログ

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2007/03/18

日本と海外の一流レストランの違いについて

最近名古屋が急激にグルメシティーとして脚光を浴びているようで、一流の料理に多く接することを提言している私としては、喜ばしい限りです。

 

海外(カナダ)中心の生活になってから、よく東京の有名な料理長の皆さんとお話する際、必ず尋ねられるのは、日本のレストランと海外のレストランの相違点です。

 

会話には、当然具体的な名店の名前や、有名シェフの名前も挙がるのですが、さてここでクエッション。私が長年世界の一流店で食事をしてきて、日本のレストランと最も違うと強く感じる所はどこだとお思いになりますか?

 

やっぱり本場の味ですか?映画俳優のような店長達ですか?まるでお抱え執事の如きマネージャーの洗練されたサービスですか?それともセンス抜群のインテリアですか?・・・いいえ違います。

 

・・・それは・・・「お客様」です!・・・これだけは、例えば私が海外で最も好きな街ニューヨークシティーの超一流のレストランを例に取ると、残念ながら、日本は足元にも及びません。これは将来の課題でしょう。

 

いくら破格の総工費を誇っても、高額なギャラのシェフを招いても、一流のお客様を、変な表現ですが連れてくる訳には行きません。

 

私が海外のレストランで食事をする時の一番の楽しみは、実は洗練されたマナーの一流のお客様と同じ空間に居る歓びに浸ることです。これだけはお金では買えません。そのお店は、そこに集うお客様の品位によって決まると信じています。

 

これは後日ミニエッセイでもご披露しますが、一例としてNYCを代表する名店Le Cirqueでの思い出をご紹介すると、私が訪れたのは丁度クリスマスということもあり、お客様達のそのファッションの素晴らしいことと言ったら、まるでハリウッド映画の一場面でした。食事中も大袈裟でなく、いつ後ろの方で、監督の「はいカット!」という声がするか分らない、本当にこれぞ美食の世界という感じでした。

 

また同じNYCの宝と言われる超有名なシェフのお店も行きましたが、その後突然の閉店で多くのファンをがっかりさせました。でもその後復活し、安堵のため息と共に出掛けたのですが、その閉店の理由をそれとなく聞かされ、大変複雑な気持ちになりました。

 

それは、余りにもお客のレベルが下がったから、とういうものでした。エンパイヤーステートビルや、自由の女神を見るのと同じ感覚で、ガイドブック片手に興味本位で来るお客が多くなったのでしょう。一流のレストランというものは、観光地ではありません。一生に一回行けば満足というものではないのです。

 

私がいつも思うのは、勿論自分も含めて、よりよいお客になる為の修行がぜったい必要である、ということです。そして、これこそが『美食道』の最高奥義でもあります。それには・・・指導者が不可欠です。

 

 

3 コメント
コメント一覧
  • 1

    少々、耳の痛いお話です。
    日本人は「フォーマル」と言うのが大変苦手。
    特にこの季節、ホテルなどで学生の卒業謝恩会に出席している女性の服装を見ると、見ていて恥ずかしくなるものが多々・・。
    王様にはお見せできません。

    そういう私も、本当にマナー知らず。
    きっとこれまでも、恥ずかしい間違いをいっぱいしてしまっていそう。
    今度是非、女性のフォーマルウエア論についても教えてください。
    日本の女性は、指導者を求めています!

    by: なおみ, on 2007/03/18
  • 2

    少々偉そうなことを言ってしまいましたが、本当の表題は「頑張れ日本!」です。なおみさんはご謙遜ばかりで本当にお偉いと思います。指導者の資格は十分におありなのではないでしょうか。指導の極意は「実践」です。場数を踏むことが一番大切ですね。リクエストを頂きましたので、少々領海侵犯ですが、レディーのフォーマルに関しても今後お話したいと思います。

    by: グルメ, on 2007/03/18
  • 3

    こんにちは!

    違いは『お客様』!!!!!

    さすがは王様。最高です。全く同感です。

    ちょっと私事になりますが、、、、

    パリで8年間レストランを経営していまして、もう数年前に閉店しましたが、私のお店はフランスの映画界&モード業界御用達のお店でした。

    そこで痛感したのが、「女性力」の違いです。

    当時、女優の浅野ゆう子さんが食事をされているときのこと、個人的には浅野ゆう子さんがセクシー系女優で一世を風靡していたときのファンでした、近くのテーブルには私のレストランの常連でイタリアの宝石と称されるモニカ・ベルッチがご主人と食事をしておりました。

    私が店内を見たときに、直ぐに目に飛び込んで来たのが、ついでに恥ずかしながら心拍数がたちまち上昇したのは、モニカ・ベルッチのほうでした。

    彼女が一人いてくれるだけでどれだけ店内が華やいだ事でしょう!!!!

    思わずスタッフ全員も額に汗がにじんでくる程、HOTな方でした。

    浅野ゆう子さんを確認したのはそれから15分後(ちなみに店は65席程のパリでは普普通のサイズのレストラン)のことでした。

    たしかに、日本人女性は地味です。体型、ひいては骨格のメリハリがありません。

    しかし体型だけではありません。日本の女性に足りないもの、それは『チャーミングさの自己表現力』だったと、モニカ・ベルッチと会話したときに思いました。

    私事で長々と回想してしまいましたが、今後の王様のご活躍、ますます注目させていただきます。

    by: jiiii, on 2007/04/18
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