メディアジャパン学園ブログ

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2015/03/30

大豆くん、ごめんなさい。(担当:黒澤淳)

今回のメイクジャパンシリーズの「味噌」。主原料は大豆です。

ところで、大豆の守備範囲はやたらと広いんです。

タンパク質豊富な「畑の肉」と呼ばれ、豆乳を絞って豆腐、湯葉、油揚げ。

油を搾ってマーガリンやマヨネーズに。

発酵させれば味噌や醤油、納豆。

枝豆として生食すれば大豆イソフラボンで美肌効果。

さらに2月ともなるとオニ退治の武器にもなるという、万能の豆、大豆。

栄養価や効能が強調され、大豆製品を食べて健康になろう!みたいに言われます。

 

ただ、肝心の「大豆の味」についてうんちくを語った文章にはついぞお目にかかりません。

加工食品に関しては皆さん語るんです。豆腐は京都どすとか、紀州の醤油はひと味違うとか。

これだけいろいろな食品に使われていながら、原料としての味はどうなのでしょう?

大豆そのものを、味付けなしで食べた経験のある方、いらっしゃいます? 

 

わたくし、食べました。

がつがつ食べました。

 

無農薬有機栽培の国産大豆を1時間じっくり蒸し上げて、味噌に加工するのですが、

麹や塩と混ぜる直前の、熱い蒸し大豆を味見させていただきました。

蒸し器から出てきた豆の仕上がりにムラがないかどうか、職人さんが食べてチェックします。

そのおすそわけをいただいたのです。もちろん味付け一切なし。

 

一口食べたわたくしは、その場にフリーズしました。久しぶりに想像を超えた味でした。

その味わいはかぼちゃの柔らかさに、栗の味、香り。

枝豆の高級品種“だだちゃ豆”のさわやかな甘さともまた違います。

蒸すことで濃縮された強い甘みとコク。

まるでコーヒー豆のCMみたいですが、そんな感じ。

 

ごめんなさい。

今まで大豆にこんな底力が隠されていたなんて、まったく知りませんでした。

味見にもかかわらずがつがつ食べてしまいました。

この豆を使って味噌を作ればそりゃうまいわけです。

なぜ古来から日本の食文化に大豆が使われてきたかよく分かりました。要するに旨いのです。

 

これでまた一歩、園遊会に近づきました。

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