メディアジャパン学園ブログ

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2013/05/27

日本のミステリーサークル(担当:若林源太)

あなたは日本にもミステリーサークルがあるのをご存知か。
青森県田舎館村というすさまじい名前の村にそれはある。

 

 

 

 広大な田んぼに描かれた

 菩薩像やナポレオン・・・。
 ナスカの古代人も裸足で逃げ出す

 巨大な地上絵に、
 訪れた者は言葉もなく立ち尽くす。

 

 

 

 

 

 

 といってもこの地上絵、

 ミステリーでもなんでもなくて、

 田舎館村が村おこしのために

 20年前から行っている

 「田んぼアート」という取り組みなのだ。

 色違いの稲を植えることで、

 絵を描くという「田んぼアート」は評判を呼び、

 人口8000人のこの村に

 全国から10万人が訪れるほどの

 名物となったそうな。

 

 

 

 

日本人の原点である米を使った芸術。これはもはや日本文化ではないか。
そう確信した我々は、ライフワークである日本文化DVD「メイクジャパンシリーズ」に

この「田んぼアート」を加えようと決意、青森県田舎館村に向かったのである。

東京からはるばる4時間30分。
青森県田舎館村は、想像を裏切らない田舎であった。
そんな田園風景の中に、突如現れる天守閣。これが田舎館村役場だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この天守閣から見える田んぼが、あの巨大アートのキャンバスになるという。

「これが今回の図案です。」
企画観光課、美貌の担当者、福地さんが見せてくれたのは
「花魁とハリウッドスター」と題されたイラストだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ、花魁!?それにハリウッドスターは、誰かに似ている気もするが・・・。
「確かにあるハリウッド女優さんを「モチーフ」にしています。

 あくまで「モチーフ」なので本人ではないです。」
そういうことならそうなのだろう・・・。

実はこのイラストをそのままの形で田んぼに植えるのではない。
実際に植えるのはこんな形に歪んだもの・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

役場の天守閣からだと、田んぼに描かれたアートを斜め上から見ることになる。
イラストそのままで植えてしまうと、歪んだ形で見えてしまうのだ。
実際に15年前に描いたモナリザは、しもぶくれになり、

マツコ・デラックスみたいになり、不評を買ったとか・・・。
 

 

 

 

 

 (しもぶくれになった「モナリザ」)

 

 

 

 

 

 

その反省を踏まえ、今では実際の見え方を計算して、最初から歪んだ形で植えている。

田んぼアートは100%稲で作られている。
色違いの稲の元となる苗は、近所の農家さんの協力で栽培されている。
色は赤、紫、白、オレンジ、黄色と実に豊富。

これならあの複雑なイラストを描くのも可能なのだろう。

 

 

 

 (左:すでに色が違う苗)

 (右:これは白い苗)

 

 

 

 

花魁とハリウッド女優、という、なんとも艶めかしい題材と田んぼという取り合わせ。
シュールな魅力に満ち満ちた田んぼアートの今後が実に気になるところ。

次回は6月2日に村人1000人が集まる田植えイベントにお邪魔しようと思う。
これでまた一歩、園遊会に近づいた。

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