メディアジャパン学園ブログ

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2008/11/14

平均台からみる『てこの原理』

理科の授業で『てこの原理』というものを習ったことは皆さん記憶にあると思います。

軸となる点を『支点』。 力を加える点を『力点』。 その力によって持ち上がったり働いたりする点を『作用点』。

シーソーは身近にある『てこの原理』を応用した遊具で、軸となる支点を中心に両横に座るところがあり、力点と作用点が交互しあうことで「ギッタンバッコン」が成立します。

スキップのレッスンでは器具の準備を極力子ども達にさせます。決してスタッフが怠慢なわけではなく、子ども達が器具を運ぶことでそのものの特徴を理解し、うまく運べるかどうかを観察したい為です。体の使い方(連動感覚)と運搬方法(操作感覚)が養われます。

平均台を運ぶ際に、始めはふちの方を持って引きずる子も、平均台の特徴が理解できてくると台の中心を持ち上げようとします。支点を持ち上げることで力が両側に分散され、すんなりと持ち運ぶことを獲得していくのです。

平均台をわたる際も両手を広げ、体を支点とし、右に傾けば左手を力点・右手が作用点となり、均等を保とうとします。

人によっては中心軸がずれて、真っ直ぐ歩く為に右手を上に上げてみたり、左手を下ろしたりして渡る子もしばしばいます。それはその子が均等を保とうとする姿勢なので、一概に両腕を水平に真っ直ぐ伸ばすことがバランスを保つとは限りません。

 



平均台での二足歩行が容易にできるようになると、お盆やボール、その他の障害を持って歩行させます。支点に対し腕で力点と作用点を保ちづらくする為です。

写真の会員様はぬいぐるみの壺の上にプラスチックのボールを数個乗せて、落とさないように歩くという課題に取り組んでいます。

壺を持つことで足元は完全にブラインド(見難い上体)で、両手をふさがれている為にバランスが取り難い上、ボールを落としてはいけません。

さまざまな規制の中で連動感覚を研ぎ澄まし課題を楽しみながらこなしていきます。

お買いのもなどで片手にエコバックを持って歩道ブロックを歩いてみるだけでも体全体で『てこの原理』を感じることができます。

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